実行時のオプションを見直すと、ソフト実行時の反応時間が短縮されます。
では実際にどの様に行うか説明しましょう!
方法は二つあります。一つずつ説明しますね♪
● システムのプロパティを変更する方法
まず、タスクバーから『スタート』→『コントロールパネル』→『システム』と選んでいき、開いたダイアログで『詳細設定』タブをクリックすると下図のようになります。(クリックすると原寸大になります)
ダイアログ上部の『パフォーマンス』にある設定ボタンをクリックします、

そうすると、パフォーマンスオプションダイアログが開くので『詳細設定』タブをクリックします。そうすると下図のようになります。(クリックすると原寸大になります)
そこで次のようにオプションを設定します。
・ ダイアログ上部の『プロセッサのスケジュール』を『プログラム』にします。
・ 『メモリ使用量』を『プログラム』にします。
以上のように設定してOKボタンをクリックします。設定変更を有効にするため、パソコンの再起動が必要な場合があります。

この設定変更で、OSのバックグラウンドサービスより皆さんが起動したプログラムが優先的に処理されるようになります。特に仕事でワープロや表計算、様々な業務ソフトなどを使われる方には効果的な設定変更だと思います。
※バックグラウンドサービスって何?
パソコンを起動すると、皆さんが起動するプログラム以外にもシステムが自動起動する様々なプログラムが常に動作しています。(それらをバックグラウンドサービスと呼びます) 例えば、インターネット接続をサポートしたり新しいハードウェアが装着された時に自動的に認識する機能などは、代表的なバックグラウンドサービスです。利用者は特に意識しませんが、常にスタンバイしています。上で紹介した設定変更は、皆さんが起動したプログラムとバックグラウンドサービスを同時に処理する必要があった場合、どちらを優先するかを指定するものです。
●プロセスの優先度を変更する方法
二つ目の方法は、特定のプログラム(=プロセス)の優先順位を変更するものです。上で説明した一つ目の方法は皆さんが起動したプログラム全体の優先順位を設定するものですが、これから説明する二つ目の方法は“指定したプログラム”だけ設定するものです。
まずタスクバーの何もないところで右クリックしタスクマネージャーをクリックします。開いたダイアログボックスで『プロセス』タブをクリックすると下図のようになります。(図をクリックすると原寸大になります。なお、セキュリティ上、ユーザー名は消去しています)
表示されたプロセスの中から、優先順位を変更したいプログラムを『イメージ名』欄から選択し反転表示させます。ここではマイクロソフトのOUTLOOK(イメージ名=OUTLOOK.EXE)を選んで
います。

次に反転表示させた状態で右クリックします。その中から『優先度の設定』にマウスを合わせると、下図のように選択できる優先順位が表示されます。この中から希望する優先順位をクリックします。
※どの優先順位を選択して良いかわからない場合は、『リアルタイム』を選んでおくと良いでしょう。

そうすると、下図の警告メッセージが表示されますが、『はい』をクリックします。

以上で、希望する優先順位に設定変更されます。
優先順位を『高』や『リアルタイム』に設定すると、他のプログラムが動作していても優先的に処理されるので、応答速度が短縮されたように感じる事が出来ます。
※この設定変更は、仕事でワープロや画像編集ソフト、業務ソフトなどを一日中利用されるような場合にたいへん効果的です。一度優先順位を変更すれば、そのプログラムを終了させるまで有効ですので、朝一番に設定変更しておくと良いでしょう。